第1章 イライ・クラーク 〜催眠〜
「へぇ、イライ君の部屋の中ってこんな感じなんだ」
部屋中をキョロキョロと見回し、物珍しそうにはしゃぐは正直可愛かった。
見た目だけ。
呆れてベットに横になり目を瞑っていると、下半身に違和感を覚えた。
まさかと思い起き上がると、そこにはそのまさかがあった。
「ふぅん、イライ君のはフルでざっと15センチってとこかな」
服越しに股間を擦られている感覚が気持ち悪くなり、思わず彼女の手を払い除けてしまった。
「良いじゃないか。どうせ減るもんじゃないだろう?」
そう言いながら服を捲ってくる。
『さん、本当に良くないよ。こういう事は心から大切な人とだけしよう?』
脱がせようとしてくる手を抑え、なるべく優しく語りかけるが、思ったよりの力が強く押し負けてしまった。
「ふふ…」
色っぽく舌なめずりをし、私のモノを咥える。
果たして、美少女にそんな事をされて耐えられる男が居るのか。
私のモノは直ぐに起き上がってしまった。
「おぉ、想像より大きいな。これは17センチはあるんじゃないか?」
目をキラキラ輝かせる。
そこに居たのは、美少女の皮を被った獣だったようだ。
彼女の口内の温かさ、舌使いのいやらしさ、全てが私のモノにどうしようもない刺激を与える。
『さん、良くない……ッ』
頭を引き離そうとするが、更に奥まで咥え込まれる。
「んふ…出そうなのかい?いいよ、口内に出しても」
『……ッ、出る!』
余りの気持ちよさに耐えきれず、口内に大量に射精してしまった。
そもそも、荘園に来てから自慰なんて数える程度しかしていない。耐えられるはずがなかったのだ。
そう自分に言い聞かせ、彼女に目をやる。
満足そうに私の出したものを飲み込み、口を拭いているところだった。
「いやぁ、イライ君の濃いね。溜まってたのかい?」
ニヤニヤしながら言ってくるを見て、何故か無性に恥ずかしくなり、部屋から追い出してしまった。
「また来るからね〜」
ドア越しにそう聞こえた後、去っていく足音がした。
……また来るという言葉に少し期待してしまっている自分のことは、知らんぷりをしよう。