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【第五人格】快楽至上主義

第4章 リッパー


「え、ジャック?」

触られるとそこそこ痛む。舐められているとなれば尚更だ。

『甘い…』

血液が甘いというのは、病気とかの面で色々と心配になる。

ジャックはきっと既に死んでいるから、人の血を舐めても平気なのだろう。

ただ、感染症とかが不安だ。

余計な事をうだうだと考えていると、ジャックが首に噛み付いてきた。

「イテ」

かなり強い力で噛んでくるので、少し押して引き離す。

『マーキングです』

そう言ってニヤリと笑うジャックの顔の良さといったら。

鏡で首を見ると歯型の内出血が出来ていた。

ジャックに向き直り、彼の首に噛み付く。

『!?』

彼は驚きながらも私の頭を撫でていた。

暫く噛んで、気が済んでから離した。

噛んだ箇所を確認すると、くっきりと私の歯型がついていた。

「お返しだよ」

そう言いにししと笑ってやると、ジャックにまた押し倒された。

『……貴女は私を煽るのがお上手なようで』


…今の行動で、ジャックの何かに火を付けてしまったようだ。

『貴女が気絶するまで終わらせませんからね』

深いキスをされる。

私はそのまま、宣言通り気絶するまで犯された。

乱暴なセックスも、たまには悪くない。

この調子で、開拓していこう。














ーーージャック編終ーーー
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