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【第五人格】快楽至上主義

第4章 リッパー


ーーー視点ーーー

やけに柔らかい布団と嗅ぎ慣れない匂い。凄く寝心地がいい。

叶うならずっとここで寝ていたい。ここに居るのがこの世で一番の快楽なのでは?

そんなことを思いながら口をモニョモニョとさせていると、口の端を誰かに触られた。

「は」

『おはようございます、さん。ヨダレまで垂らして、随分気が緩んでいますね』

そこに居たのは仮面の紳士、ジャックだった。

そういえば昨日、試合後そのまま誘拐されていたんだった。

「おはよう、ジャック。こんな所に連れてきて何をするつもりだい」

ヨダレが無いか服の袖で確認しながら聞く。

仮面越しにジャックの熱い視線を感じる。昨日あんな事をされて、今日ここに連れてこられたなら、やる事はきっと1つしか無いだろう。

「犯してくれるのかい?」

彼に近付いて足の上に跨り、そのまま仮面越しにキスをする。

するとヒョイと持ち上げられ、布団に投げられた。

テントを張った彼の股間を見るに、正解で良さそうだ。

『貴女を見ると、ここが熱くなるんですよ』

どうしようもなさそうな、イライラした声でジャックが言った。

「へぇ。君のような女が絶えなさそうな男に発情されるとは、嬉しい限りだね」

両手をジャックの片手で固定される。軍需工場でもそうだったが、体格差が激しく、抵抗は出来そうにない。

『』

「はい」

『本当にいいんですか?』

自分でやっておきながら心配そうに私の顔を伺うジャック。

「いいよ。ただ、気持ちよくしてくれよ?」

ジャックは安心したように私の服を脱がし、胸を撫で始めた。彼の大きくゴツゴツした手に触れられるのは結構心地良い。

『さん、舐めて下さい』

そう言うと彼はズボンを下ろし、大きなモノを私の口に押し付けた。

こんなのをまともに咥えようとしたら顎が外れそうだ。

彼のモノの先を舐める。少し咥えて、吸いながら舌を動かす。

『…っ』

気持ちよさそうに息をつくジャック。

正直、お世辞にも上手いとは言えないと思ったが、何か来るものがあったようだ。

加えながら、音を立てて舐める。

『はしたない……』

「はしたない女は嫌かい?」

ジャックのモノに頬ずりしながら聞く。その瞬間、彼が私に覆い被さってきた。

『もう我慢できない』
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