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【第五人格】快楽至上主義

第3章 ナワーブ・サベダー


「にゃっわぁーぶくーん!」

『うわ、お前また酒入れてんのかよめんどくせえ』

彼はナワーブ。私の最近のお気に入りだ。

「にゃわーぶくんは今日も可愛いねぇ、その尻尾私にもちょーらいよ」

『マジで酒臭い、近寄んな』

「がぉ〜」

近頃毎日こんなことをしているせいで、私だけでなくナワーブまで変な視線を浴びるようになっていた。

探『今日も2人は騒がしいね。恥ずかしくないの?』

「はじゅかしくないもんにぇ〜♡」

『黙れ近寄んな』

ナワーブに押し退けられながらも酒をあおる。
試合で8連敗した上に気持ちよくない死に方をしてきたので、呑まなきゃやってられないのだ。

「にゃわーぶぅ〜♡」

ナワーブに抱きついたと思ったら、そこに居たのはエマだった。

その隣にナワーブが居たのだが、なんだかおかしい。

「むりゃ…にゃわーぶが5人……?」

そこから意識が途切れた。
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