第6章 ジャパニーズマフィア
「「おいリボーン聞いてんのか!!」」
「リボーン?」
永茉がリボーンに近づくと、リボーンからスピーーと寝息が聞こえてきた。
((寝たーー!!!))
「あららぁ、、」
少し考え、ディーノが言った。
「しゃーねぇ。いくぞツナ、永茉。」
「えっ?い、行くって、、!?」
「今度はお前がファミリーのために一肌脱いでやれ。」
「え!?」
「ちょっとディーノ!それは、、!」
「いや!でも!ちょっと待ってください!!」
「心配ねーって。オレが付いてっから。永茉ー、リボーンを頼む」
「もうっ!」
嫌、嫌と言うツナの言葉も、永茉の言葉も聞かずグイグイ引っ張り桃巨会を目指した。
---
「ここだな。」
4人は桃巨会の部屋に到着した。
「あ!」
ツナは落ちているものを見つけ声を上げた。
「山本のカバンだ!!」
「やっぱり来てるな、、よし、行くぞ。」
(ディーノ、ロマーリオたちいないのに、大丈夫なのかな、、)
永茉はリボーンをさらにギュッと抱きしめた。
(ま、いざとなれば私が戦うしかないかな、、)
永茉は2人を追いかけ部屋に入った。
すると、、
「吐けよコラ」
「なあ!居場所教えてくんねーか?」
「な!」
(ヤクザ倒してるー!?)
「わぁ、すごーい、、」
私たちの声に2人は気づいた。
「10代目!ご無事で!!」
「元気そうじゃねーか!!」
捕まえていたヤクザを放り投げてこっちにやってきた。
(スモーキン・ボムはともかく、山本くんがこんなに強いとは、、)
「大したもんだぜ」
(と、友達としてなんだか誇らしいや、、)
ディーノに2人を褒められたツナは嬉しくなった。
「何してくれてんだ?
ガキどもが」
私たちの目の前には新たなヤクザが現れた。
(うわーー!すげー強そうなの来たーーー!!!)
「のやろー、次から次へと、、』
「おい待て、さっき倒した若い衆とは訳が違うぜ。お前じゃまだムリだ。」
「あぁ!?」
「大人の相手はオレに任せとけ。」
そう言ってディーノは皆より一歩前に出た。