第15章 ブラッド・オブ・ボンゴレ
「、、待たせて、ごめん、、。」
ツナはそう呟くと2人の身体をゆっくりと床に寝させた。
「永茉、リボーン、処置を頼む。」
「分かった!」
「急にいばんな。」
ツナはゆっくりと立ち上がり、自分の右側をじっと見つめた。
「出てこい骸。生きているんだろう?」
「クフフ、、。」
ツナがそう言うと、何も無いところからゆっくりと骸が現れた。
「戦闘センスが格段に向上していることは認めましょう。だが、この程度でずに乗ってもらっては困りますね。」
ツナは何も言わずにじっと骸を見つめる。
「僕が持つ6つある戦闘能力のうち、まだ1つだけ発動していないことにお気づきですか?」
「第5の道、「人間道」だな。」
「っ!!骸やめて!!その力は使わないって約束したじゃない!!」
「っ!?」
永茉が声を荒らげるほどの能力だ。相当危険な可能性が出てきたツナは一瞬たじろぐ。
「、、、てきれば発動させたくなかった。この人間道は、最も醜く、
最も危険な能力ですからね。」
「「!?、」」
骸は自分の手で自分の目を抉り、人間道を発動させた。
「そんな、、!」
「どす黒い闘気だな。」
使わない、と約束した人間道を骸が発動させてしまい、永茉の顔は青ざめる。
「見えますか?闘気を放出しながら戦うタイプの戦士にとって吹き出す闘気の大きさが。
すなわち、強さ!!!」
人間道によりパワーアップした骸は、ツナをどんどん痛めつける。
「君と僕では、力の差がありすぎる。」
「ぐっ!!」
ツナは壁に叩きつけられてしまった。
「クハハハハ!脆いですね。ウォーミングアップのつもりだったのでさが。」
「、、、でなくっちゃな。」
「なっ!!」
煙が上がっている場所からは、壁に叩きつけられたハズのツナが立っていた。
「何!?闘気が弾けた!?」
「わかってきたみてーだな。グローブの意味が。」
ツナの額の死ぬ気の炎は、更に大きくなった。
「お前の力がこんなものなら、拍子抜けだぜ。」
「クフフフフ、全く君は。楽しませてくれる。」
何度倒しても立ち上がってくるツナに、骸の口角はどんどんあがっていくのであった。