第6章 ジャパニーズマフィア
「オレはキャバッローネファミリー10代目、ディーノだ。こうなったのは全てオレの責任だ、悪かったな。全員の治療費と備品の修理は払う。それで手を打ってくれ。」
「は?ファミリー?何訳わかんねーこと言ってやがんだ?ここは日本だぜ?」
それもそうだ。日本でファミリーなんて言っても通じないだろう。
「チャラチャラしやがって!」
しかもディーノの容姿も気に入らないと見た。
「交渉決裂か。じゃあ力ずくで帰るしかねーよな。」
ディーノは鞭を取り出した。
(えぇ、出しちゃって大丈夫かなぁ、、)
「行くぜ!!」
ディーノは鞭を振り翳した。
が、
「うがっ!」
「わっ!」
「あだっ!」
獄寺、山本が被害に遭い、最終的には自分にも当てた。
(あー。やっぱり、、)
「何すんだテメーー!!」
「いってーー!!」
「自分にも当たったーーー!!」
ツナはしまった。という顔をした。
(ディーノさん部下の前じゃないと運動音痴だったーー!!)
「ヒャハハハ!!なんだ今のは!!」
「アホだ!自爆しやがった!!」
ヤクザたちは大爆笑だ。
「こいつらみんな口聞けなくしてやれ!!」
「うわっ!ま、まずい!」
「さ、下がれツナ、、」
「デ、ディーノさん!?」
「見ろ!あいつ立ちやがった!」
「構わねえ!やっちまえ!!」
ヤクザたちはディーノに襲いかかった。
「ディーノ!無茶しちゃだめ!」
「お前らは、オレが守る!」
と言ってディーノはもう一度鞭を振った。
鞭が向かった先は、
「えっ!?」
永茉だ。
「ひゃっ、、あっ!やぁっ!
ちょっとぉ、、!だ、めぇ、、!」
鞭は永茉に巻き付いた。
しかもかなりキツく、、
「なぁっ!永茉!?///」
「ディーノさんー!!何してるんですかぁ!!///」
「そ、そんなこと言われてもだな!!///」
「や、ぁっ!はや、く、!とってぇ、よぉ、ぁっ///」
「永茉!!取るから!変な声出すな!!///」
「だっ、だってぇ、、!///
む、ちが、、ぎゅぅってぇ、、///」
永茉の声で全員が顔を真っ赤に染めた。