第5章 やっと会えた
「ということで、はじめまして!ボンゴレ10代目!雪月永茉です!私、あなたにずっと会ってみたかったの!!」
永茉はツナの手を取ってぎゅうっと握った
「は、は、はいい!よ、よよ、よろしくお願いします!」
(うわぁぁぁ、可愛い。待ってオレ、、京子ちゃんとハル以外の女の子とまともに話したことないのに、、!!こんな可愛い子と喋ってる!!)
ツナは永茉を見て顔を赤らめた。
「ってオレ!マフィアのボスなんかになりませんから!!!」
「また言いやがったな。」
「痛っ!!!」
リボーンはツナの頭を蹴る。
「リ、リボーン!そんなことしちゃダメだよ!!」
永茉はリボーンを止めるため間に入る。
「永茉、邪魔すんじゃねぇ。ツナにはこれぐらいしてやらねぇとダメなんだ。」
「でも力技はダメだって!!」
「永茉さんんんん!!!」
「ははっ。やっぱり昔のオレを見てるみてーだ。」
「ディーノも笑ってないで止めてよおー!!」
「女に守られるようじゃまだまだだな。」
「うっっっ、、」
「もう!リボーンったら!そんなにいじめないの!」
永茉はツナを見た。
「10代目、ごめんね。」
「えっ!いや、全然!あと、その、10代目って呼ぶのやめて貰えると助かります、、」
「あ、嫌だった?ごめんね?じゃあなんて呼んだらいい?ツナくん?」
「10代目じゃなかったらなんでも、、!!」
「じゃあツナくんって呼ぶー!改めてよろしくねー!」
「は、はい!」
「さすが永茉だな。もう打ち解けてやがる。」
「やっぱ連れてきて正解だったな。」
永茉のおかげで警戒していたツナが少し心を開いたようだった。
するとこのタイミングで、、
「みんなご飯よー!!」
奈々さんの声が聞こえた。
「はーい!」
「ママンが呼んでる。おめーらも来い。ママンの料理はうめえぞ。」
「そうなの!?楽しみ!!行こ!ディーノ!!」
永茉はディーノと腕に飛びつく。
「おいおい、落ち着けよ」
そして全員でダイニングに向かった。