第5章 やっと会えた
「「いただきます!」」
「はーい、召し上がれー!」
ディーノと私は目の前に出された料理に目を輝かせ、おかずを1つ口に入れた。
「!!おいしい!」
「まあ、ほんとー?嬉しいわー!永茉ちゃん沢山食べてね」
「はい!!」
(すごい、とても懐かしい味がする、、)
「ディーノ、美味しいね!」
「ああ、ウチのシェフといい勝負だな」
「永茉ー!!オレっちに食わせてー!!」
「いいよー。はい、ランボくん、あーん。」
「あーん!最高だもんね!」
永茉はいつの間にかランボと仲良くなっていた。
「良かったわねえ、ランボくん。いいお姉さんが出来て」
「違うもんね!永茉はオレっちの愛人だもんね!!」
「「「えっ!?」」」
ランボの発言にみんな驚いた。
「あらあら、5歳の子って最近物知りなのねえ」
「あはは。奈々さんきっとテレビとかで見たんだと思います、、」
(5歳が愛人なんてワードどこで覚えるんだよ!!)
ツナは心の中でツっこんだ。
「ツナはオレに何でも聞いてくれ」
「えっ、あ、あの、、」
(困ったな〜。ディーノさんに気に入られるのは嬉しいんだけど、マフィアになるのは絶対ごめんだし、、)
「そーいやツナ、お前ファミリーは出来たのか?」
ディーノが問う。
「今んとこ獄寺と山本。あと候補がヒバリと笹川了平と、」
「!!」
ヒバリという名前が聞こえたため永茉は反応する。
「友達と先輩だから!!!
っていうかリボーン、何でオレのとこなんか来たんだよ。ディーノさんとの方が上手くやって行けそうなのに」
「ボンゴレは私たち同盟ファミリーの中心なんだよ」
「あぁ。何にしてもオレ達のどのファミリーより優先されるんだ」
「えええ!ボンゴレファミリーってそんなにえらいの〜!!?」
「そーだぞ」
リボーンが答える。
というか、奈々いる前でそんなに大きい声でマフィアの話をしているが大丈夫なのだろうか、、