第15章 猫になる
りあなとハウレスの間にきたムーちゃんは、2人の顔を交互に見た後に声をかけるのであった。
ムー「ハウレスさん、りあな様、お二人共に仲良しなんですね!」
「仲良しってハウレスが思ってくれてればいいけどね。。。分からないよ、実際は。。。」
そう言ったりあなの頭を撫でるハウレスは、安心させるように話しかけるのであった。
ハウレス「ムーが、仲良しだと思ったって事は、俺がりあなと仲良くなれたってことならば、俺も嬉しいんだ。だから、安心して欲しい。」
下を向いたまま、りあなは答える。
「ほんとかな。。。」
ハウレス「ホントだ。俺は嘘言わない。」
「えへへ/// なら、わかった♪♪」
撫でられて嬉しそうに笑っているりあなを見て、ムーちゃんは、ニコニコと嬉しそうに笑っていた。
ムー「へへへ(笑う)」
ハウレス「りあな、少し席を外しても大丈夫か?」
「お仕事だよね? うん、ムーちゃんいるから、大丈夫。行ってらっしゃい。」
ハウレス「ありがとう。行ってくる。」
ハウレスは、部屋の扉をでて、仕事をしに行くのであった。
ムーちゃんは、大きなベッドを見て、目をキラキラさせながらりあなに問いかける。
ムー「りあな様のベッドは、とても大きいですね~♪♪ 僕もここで一緒に寝てもいいですか??」
んー。。。いいよと言いたいのだが。。。猫の姿にうちがなっちゃえば、アレルギーとか関係なくなるか!!
その手があった♪♪
「ムーちゃん、今から姿変えるから。執事達来ても、正体バラさないって約束できる?」
ムー「へ? りあな様、姿まで変えられるんですか!!凄いです♪♪ もちろん、りあな様との約束なら、秘密にしますよ!」
「ありがとう♪♪ ハーくん、ムーンライトのブレスレットちょうだい?」
ハデスがりあなの隣に出てきて、ムーちゃんは驚いていた。