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悪魔執事の主様は猫天使。

第15章 猫になる


ハデス「コレだろ? りあな、まさかとは思うが。。また猫になるのか?」

「うん。その方が、楽しいかなと。。。あ、ちゃんとハーくん達も居てね? じゃないと、追い出されちゃう。。。」

ハデス「はぁ(ため息)(イタズラする気だな。。)わかった。わかった。アザゼル、兄貴も出て来いってさ。」

ムー「りあな様、この方は、どなたですか?」

「うちの式神って言って、んー。。簡単に言えば家族みたいなものだよ♪ ね、ハーくん、アルくん、ゼーくん!」

ハデス「まぁ、そうだな。。。」

ムー「素敵ですね~♪♪」

アザゼル「うん、そうだねー♪♪ 歳的には、僕は、姫さんの兄ポジだけどねー♪♪」

ゼウス「まぁ、そうだろうな。。俺とハデスは兄弟だが、俺達にとってもりあなは妹みたいなもんだしな。なぁ、ハデス?」

ハデス「そらそうだろうよ。。」

ムー「ほえー。。兄弟が多いって凄いですね!りあな様! えーと、アザゼルさんと、ゼウスさんですね! 僕は黒猫のムーって言います、これからよろしくお願いいたします!」

アザゼル「うん!よろしくねー!ムー!」

ゼウス「あぁ、こちらこそよろしく頼むよ。ムー」

りあなは、ハデスから受け取ったムーンライトの石が着いているブレスレットを左手に付けてから、ムーンライトを2回触れる。

すると、りあなの姿がポンッと音と共にピンクの毛並みに紅と紫の瞳、背中には天使の翼が生えている猫に変わったのだった。

それを見たムーちゃんは、目をキラキラさせていた。

ムー「りあな様!!凄いです!!すごいすごい!!」

「にゃあ~♪♪」
(訳:でしょ~♪♪)

ムー「はい!凄いです♪♪」

猫の鳴き声の意味を理解できたムーは、やはり黒猫で猫同士だからこそ分かる会話なのだろうとハデスたちは思ったのだった。

「みゃあー、にゃあ~ん♪♪」
(訳:ムーちゃん、一緒にベッドで寝ようね♪♪)

ムー「わぁー♪♪ ありがとうございます!!こんなベッドで寝れるなんて幸せです♪♪」

ゼウス「ふむ。ムー、良かったな。この広いベッドで一緒に寝れることになって。」

ムー「はい!とっても嬉しいです♪♪」

猫の姿になったりあなは、ベッドに飛び乗り、ハデス、アザゼル、ゼウス、ムーを呼び、少しだけ眠るのであった。
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