第11章 猫執事とロノのスープ
残されたボスキは、りあなが腕につけているブレスレットを見つけ話しかける。
ボスキ「りあながつけている、そのブレスレットはいつもつけているのか?」
ボスキからの質問がブレスレットについてだった為、りあなは話せる範囲で話すのだった。
「うん、いつもつけてるよ。戦闘の時以外は。。どうしたの?」
ボスキ「そうか。。何か理由があってつけてるのかと思ってな。。」
「ボスキって。。エスパーなの?」
ボスキ「エスパーってなんだ? ただ思ったことを俺は、聞いただけだぞ。」
「そかー。あー。びっくりした。。。」
ブレスレットを触りながら、ボスキにそう返事を返すりあなだった。
ボスキは、これ以上聞いてもまだ教えては貰えないのだろうと思い、話題を変えることにした。
ボスキ「そういや、ロノがりあなの為にスープを作るって張り切ってたぞ。そろそろできてると思うが、食べるか?」
ロノが自分の為にスープを作ってくれてる事を知ったりあなは、そういえばこの世界に来てから何も食べてない事に気づいて、ボスキに返事をした。
「うん!食べたい♪♪」
ボスキ「なら、一緒に行くか。りあな、立てるか?」
「うん、大丈夫だよ、ありがとう。ボスキ!」
ボスキ「あぁ。」
ボスキと共に、広間へ行き、食堂に入ると何やら騒がしかった。