第9章 猫天使様
アザゼルが、まさか。。。と苦笑いしてると、空から神々しいい光が差したかと思うと、住人の人たちが亡くしたと思っていた人々が、その光の中から無傷で出てきたのだ。
アザゼル「ひ、姫さん、ま、まさかとは思うけど。。。こ、これ。。。」
アザゼルが困惑しながら主であるりあなの方を見た時に、いたずらっ子な笑みを浮かべたりあなが空に向かって叫んだと思ったら、全能の神である、ゼウスが降りて来たのだった。
「ん? ゼーくん!!ありがとー!!」
ゼウス「これくらいお安い御用だぞ! で、りあな、今度はこの世界か?」
「うん!そーだよー!いやぁ、ゼーくんが来てくれて嬉しい限りだよ♪♪」
ふふふと微笑んで、イタズラが成功したって顔をしてるりあなを見たアザゼルは、頭を抱えるのであった。
住人たちは、神様が地上に降りてきて、尚且つ天使の翼を持つこのりあなと呼ばれた女性がもはや神様よりもすごい天使なのではないか?とまで考えていた。
女性「あ、あなた。良かった、死んでなかったんだね。。神天使様、ありがとうございます、ありがとうございます(涙目)」
「ふふふ(微笑む) いいの、いいの♪♪ ねぇ、お姉さん、それに今この場に居る皆様にお願いがあります。」
住人たちからは、「はい。なんでしょうか? 神天使様!!」とキラキラした目で見られてしまった。
「まず、1つ目は、うちの事は【猫天使】って呼んでもらってもいいですか? 神天使では無いので。。」
そういった後に、りあなは自分のフードを脱ぐと。
頭の上には、猫の耳が生えていたのであった。
それを見た、住人の皆様は、驚きはしたが納得をして、1つ目のお願いを了承するのであった。
「これが最後のお願いなんだけど、貴方達街の人々を何千年も前から護って来ている【悪魔執事】の皆の事、蔑んだり、暴言吐いたりする事を辞めて頂きたいです。」
女性「分かりました。天使への怒りや憎しみをぶつける場所がないからって、命懸けで護って下さってる【悪魔執事】の皆様への非をこれからは致しませんと誓わせて頂きます。」