第8章 悪魔と契約させられた記憶
バスティン「。。。。俺も、【拒絶】はしない。 」
ラムリ「ボクも、主様の事【拒絶】しないって誓います♪♪ 主様のお願いならなんでも叶えてあげます♪♪」
ナック「どんな理由があったとしても、我々が主様を【拒絶】する事は絶対に無いと断言できます。悩みがあるのなら、いつでも話して下さい。」
隣に立っているハウレスも、ハデスの方を見ながら口を開く。
ハウレス「俺にとって、りあな様はもう大切な存在ですから、俺から【拒絶】する事は絶対にありえません。なので安心して欲しいです。」
ベリアン、ルカス、アモン、ロト、ラムリ、ナック、ボスキ、フェネス、バスティン、ハウレスの言葉を聞いていたりあなは、ハデスがこれから見せるであろう自分の記憶の内容を知っているからこそ、みんなの言葉は嬉しいが気まずそうに執事達から視線を逸らすのであった。
ハデスは、ここに居る執事たちの言葉を聞いて再度「二言はないな?」と確認をし、執事たちがうなづいたのを見てから、りあなが悪魔と契約させられた時の記憶を一部始終見せたのだった。
りあなは、自分の記憶だとしても、ラルドの声をまた聞くのは嫌だった為、両手で耳を抑えて声が聞こえないように塞ぐのであった。
記憶を見せ終わった後の執事たちの表情を見たハデスは、刺激が強すぎたか?と心配になっていた。
「あ。。あの。。。ごめんなさい!! アスモデウスと契約を無理やりさせられたのは本当だけど。。急にうちの記憶を見せられて、困ったと思いますし、見たくもない行為の場面を見せられて嫌な思いをさせてると思います。。。ごめんなさい。。。。」
そういうと、りあなはアザゼルに頼んでこの場から離れる為に、影の中に潜り屋敷の外の森に移動をするのであった。