第6章 ロノ・フォンティーヌとの出会い
ルカス「主様、この屋敷の名前知っておりますか?」
「え。。うん。デビルズパレスだったはず。」
ルカス「正解です。偉いですね♪ では、私たち執事の呼ばれてる呼び方は知っていますか?」
ルカスの方をちらっと見ると優しい微笑みをしていた。
「悪魔執事だったはずだけど。。。」
ルカス「それもまた、正解です。主様は偉いですね♪♪」
そういうとルカスはりあなの頭を優しく撫でてくれた。
ベリアン「では、主様、何故私たち執事が【悪魔執事】と呼ばれて居るかはご存知ですか?」
(え。。これ、答えていいのかな? どう思う?ハーくん、アルくん。)
ハデス(下手に嘘つくのもなぁ。。というか、りあな嘘つくの下手だから、正直に答えた方がいいと思うぞ。)
アザゼル(そうだねー。姫さん、嘘下手だからねー。)
「絶望を経験して、悪魔と契約を結んで力を持ったから。。だったはずだけど。。ルカス、ベリアン、あってる?」
少し不安そうな表情になりながらも、正確に答える主様は、どこでこの情報を知ったのか疑問ではあったが、自分達の主様が理解してくれてるのはありがたいとそう思った二人だった。
ルカス「はい、主様、偉いですね♪♪」
ベリアン「えぇ、あっておりますよ。主様♪♪」
ベリアンが、優しく頭を撫でてくれた事に驚いて固まってしまった。
ベリアン「おや。。これは失礼致しました。」
「撫でて欲しいです。。やめては欲しくない。。。」
主様からのお願いでしたらなんでもして差し上げたいのが本心ですからね。。
ベリアン「分かりました。では、失礼致しますね、主様。」
そういうと、優しく何度も頭を撫でてくれたベリアンが満足をしたのか、優しく微笑んでくれていた。
丁度タイミング良く、厨房の方から人影がこちらに向かって来ていた。