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悪魔執事の主様は猫天使。

第6章 ロノ・フォンティーヌとの出会い


?「ルカスさん、ベリアンさん、どうしたんすか二人一緒に。。。。って、そちらのピンク髪の女性が、やっぱり新しい主様だったんすか!?」

急に声をかけられて、りあなは驚いてビクっと肩を震わせハデスの背中に隠れた。

それを見ていたルカスがクスクスと微笑んだ後、コック帽を被った成人男性の横に移動して、紹介をする。

ルカス「主様、こちらが先程話したロノくんです。ロノくん、主様にご挨拶を。」

ロノ「オレの名前は、ロノって言います! 調理担当の執事です。苦手な物等ありましたら、教えてください!」


ゲームでも思ったけど。。元気いっぱいだなぁ。。
羨ましいかぎりだ。。

「ご丁寧にどうも。。うちは、りあなと言います。こっちの水色の髪の方は、ハデスで、紫色の髪の方は、アザゼルって言います。2人とも式神です。」

ロノ「そうなんすね! ハデスさん、アザゼルさん、これからよろしくお願いします!」

ハデス「あぁ、よろしく」

アザゼル「よろしくねー」

ベリアン「主様、天使狩りについては知っておられますか?」

「え?。。うん。知ってるよ。」

ロノ「!? 主様、すごいっすね、ベリアンさんも、ルカスさんも、まだ何も説明してないのに知ってるんすか♪♪」

「。。。。。ごめんなさい。。。」

ルカス「ちょっと。。ロノくん、主様が怖がってるよ。」

ロノ「あ。。。すんません。。怖がらせるつもりは一切なかったんすけど。。。声でかかったっすかね(汗)」

[ヴーヴー]

けたたましいサイレンの音が屋敷内に響き渡り、ベリアンとルカス、ロノの表情が強ばっていた。

それを見ていたりあなは、天使が出た時になるサイレンである事を思い出し、ハデスとアザゼルの方を見て小さく行こ?と伝え、ルカス達に気づかれない様にアザゼルの能力を使って天使の元に移動をして行ったのだった。

ルカス「おや。。主様は、どこに行かれたんだろうか。。ベリアン、ロノくん。もしかしたら、主様が天使の元に行ったかもしれない。」

ロノ「!? マジかよ。。。ベリアンさん、ルカスさん、オレが行きます!!」

ベリアン「頼みましたよ、ロノくん。主様を守ってくださいね。」
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