第4章 最悪な再会
蒼き焔を狼の姿に変え、ラルドに向けて放つ。
蒼き焔の狼達が一斉にラルドの触手に噛みつき、燃やして行く。
その隙に、俺はりあなに声をかける。
ハデス「おい!りあな!しっかりしろ!! 洗脳なんかに負けんじゃねーよ!!」
~ハデスsideおわり~
~りあなside~
真っ暗闇の中に落とされたうちは、迫ってくる触手から走って逃げていた。
でも、途中で見えない壁に囲まれ、触手に捕まってしまい犯され始めた。
必死に抵抗をするも、媚薬入りの触手には勝てず、快楽に身を委ねてしまった。
そんな時、ラルドからの一言「”愛して”やるよ」を聞いて、心は恐怖に包まれたが。身体の方は、快楽を求めてしまった。
何度か犯されまくった後、突然触手が蒼き焔に包まれ燃えていき、どこからかハーくんの声が聞こえてきた。
「ハー。。。くん。。。」
ハデス「!? りあな、洗脳に負けるな!!」
真っ暗な空間に、蒼き焔がボッと現れハデスの必死な表情が映し出された。
「ハー。。くん。。」
誰も居ない空間の中に今度は、深緑色の炎が現れ悪魔の囁きを繰り返す。
ラルド「お前は俺だけの玩具だろ? 言うこと聞けば、また”愛して”やる。」
「らる。。嫌だ!! らるからの愛情はいらない!!うちは、玩具なんかじゃない!!」
ラルド「なんでだよ。あんなに喘いで気持ちよくなってた癖に、今更逃げられると思ってるのか?」
暗い空間の中で、ジリジリと深緑色の炎がりあなの方に近づいてくる。
「来ないで。。。。らる、やめ。。それ以上、来ないで!!」
ラルド「ほら、お前の好きなコレ、早く舐めろよ。」
「やだ。。舐めない。。嫌だぁー!!」
ガシッと頭を掴まれたと思ったら、無理やり口を開かされて、突っ込まれかけた時に、外の世界から猫の鳴き声が聞こえて、ラルドの炎が遠ざかっていった。
~りあなside終わり~