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悪魔執事の主様は猫天使。

第26章 エスポワールへお散歩


突然走って行ったと思ったが。。
途中で立ち止まって、何かに耐えてるように見えた。。
どうしたんだ?

ハウレス「捕まえたぞ。俺たちから逃げる事ないだろう?」


「はなっ。。してっ!!!」

ハウレス「離せるわけないだろ!」

ハウレスが手首を捕まえた時、身体が熱を持ってることに気づいて、まさかと思い首の後ろの刻印に触れようとするとりあなに避けられてしまった。

「ハウレスっ。。。離してっ!!!」


避けたって事は、合ってるのか。。。

ハウレス「。。アスモデウスの熱あるって言わないんだ!!
俺たちは、頼りないか?」


「ちがっ。。。。頼りなく。。ないっ。。。
お願い。。。今は。。、触れないで。。。」


まさかとは思うけど。。
若い男性に、犯されてた?

もしそうだとしたら。。。。

フェネス「ハウレス、ここじゃ目立っちゃうから、馬車に戻ろう!」

「やめてっ。。。離してっ。。。。」


やっぱり何かあったんだ。。。

フェネス「離さないよ。離したら、また逃げるでしょ?」

「。。。。。それは。。。。」


きっと怖い思いをしたと思うから。。
安心させないと。。

フェネス「大丈夫。俺も、ハウレスも、怒ってるわけじゃないから。。」

フェネスに言われてりあなの手を握り馬車の中へと移動を、するハウレスとフェネス。


【馬車の中】


事を要すると思い、ハウレスが屋敷の前まで馬車を走らせて欲しいと伝え、馬車内に戻ってくる。

フェネスの横に座らされたりあなは、下唇を噛んで何かに耐える様にしていた。

フェネス「りあな、下唇血が出ちゃうから噛まないで?」

優しく、りあなの下唇に指で触れながらフェネスは伝える。

ハウレスもりあなの隣に座り、頭を優しく撫でながら、問いかける。

ハウレス「りあな、若い男性に何をされたか教えてくれ。俺とフェネスで消毒するから。」

りあなは、ぽつりぽつりと聞き取れるか聞き取れないか位の声で、犯された事を告げた。。


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