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悪魔執事の主様は猫天使。

第25章 プレゼント


【デビルズパレス 食堂】



食堂の扉をハウレスが開けてくれ、中に入るとフェネスが厨房に入って朝食を取ってきてくれた。

長テーブルの椅子を引いてから座ると、ハウレスも隣に座った。

フェネスも、りあなの反対側の椅子に座り、朝食を3人で[いただきます]と挨拶してから、食べていく。

朝食を食べ終わった後は、ロノ、フルーレが起きて来るまでまだ時間があった事をハウレスとフェネスが思い出し、以前、りあなにプレゼントをするべく街へ行った事を思い出し、ハウレスが少しだけ離れることをまりなに伝え、自室に戻って小さな袋を持って食堂へ戻ってきた。


気に入って貰えると嬉しいが。。。

ハウレス「りあな、俺とフェネスからのプレゼントだ。」


小さい袋をりあなの前に置いたハウレス。

「プレゼント?」

フェネス「うん、俺とハウレスからのね。2人で選んだんだよ。」

「ありがとう♪♪ 開けてもいい?」

ハウレス「あぁ、もちろんだ。」

小さい袋を開けて、中の箱を取り出してから、開くと、十字架の先端に蝶々がついている、ネックレスだった。


十字架って、ハウレスと蝶々は、フェネスだ!!
待って、コレ。。。
オーダーメイドじゃなかろうか。。。?

「可愛い♪♪ ハウレス、フェネスありがとう!!大切にするね!!」

街へ出かけた時とかに、虫除けになってくれると良いんだけどね。。。

フェネス「良かった。喜んでもらえて♪」

ハウレス「りあな、つけるか?」

「うん!そうだね、折角だから、ハウレス付けてくれる?」

もちろんだ。と言ったハウレスが、ネックレスを手に取り、りあなの後ろに周り、ネックレスを付けてくれた。

つけてもらった後、フェネスとハウレスの方を向いて、「どうかな?」というりあなを見た2人は、[似合っている]と同時に言っていた。


ハウレス「大切な人へ向けてのプレゼントはネックレスがいいと街の人に聞いたからな。」

フェネス「そうだね。主様としてじゃなくて、大切な人としてりあなへのプレゼントだよ。」

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