第22章 ルカスの提案
ボスキ「りあなは、4つの貴族について知ってるのか?」
「え。。えーと。。。地理とか、社会系苦手。。」
ボスキ「てことは、覚えてないんだな。。はぁ(ため息)」
あははっと困ったように笑ったりあなを見ていた、ルカス、ハウレス、フェネスが説明をする。
ルカス「りあな、4つの貴族は、中央、東、西、南のそれぞれの大地を統治する貴族の事だよ。」
ハウレス「その4つの貴族が年に1回集まって情報を互いに話たり、意見交換をする為に開かれるのが【舞踏会】だ。」
フェネス「舞踏会では、沢山の料理、デザートも出るんだよ。」
「デ、デザート。。食べたい。。。」
ルカス「その、舞踏会の準備を我々執事達が任されているって所までは、覚えられたかな?」
「た。。たぶん。。」
ルカス「おやおや、多分ね。。」
ハウレス「その舞踏会用の買い出しを、さっきアモンに頼んだんだ。」
「うん。それは、何となくわかった。。」
フェネス「それで、りあなは何でアモンに聞いたのかな? 何か理由があるんだよね?」
「うん。。あの、みんな、怒らないで聞いてくれる?」
ロノ、ベリアン、ルカス、ハウレス、ボスキ、フェネス、アモン、バスティンは、[もちろん]と言った。
たしか、グロバナー家からの支給されてる額は。。
天使を倒した時に貴族から振り込まれるんだよね?
でも、ゲーム内では主様の使えるお金ってたしか記載一切なかった気がする。。
それに、アモン達に分配されてるお金で払われてたはず。。
それだけはルカス達に申し訳ないから。
出来ればエスポワール内で、自分に出来るお仕事見つけて。。
ルカスたちのお金を、支払わせないようにするには。。。
【身体を売る】仕事は、最終手段と考えて。。。
「お仕事したくて。。アモンと一緒にお使いしながら探したくて。。だ、だめ。。だよね。。。」
ボスキ「仕事なぁ。。別にりあなは働かなくてもいいんだぞ?」
「そ、そういう訳には行かないよ。。。」