第21章 過去夢
ルカス「りあな、おかえり。何かあれば、直ぐに話なさい。」
ルカスも涙目になったままそういっていた。
ボスキ「ったく。兄である俺たちを心配させすぎだぞ。もう、自分自身を傷つけるのやめろよな。。心臓にわりぃからな。わかったな?」
「え。。。う。。ん。。」
ボスキも涙を流しながら、そう言っていた。
アモン「良かったっすよ。。りあなが目を覚ましてくれて。。もう、りあなは一人ぼっちじゃないっす。俺達兄がいるから、だから。。もう、居なくなろうとしないでくださいっすよ。。。」
アモンはそう言いながら涙を拭っていた。
フルーレ「本当に心配させてばかりなんだから、りあなは。心臓止まるかと思ったんだからね? お兄ちゃん達である、俺達には、どんなわがままでも、願いでも、何でも言っておいで。」
アモン同様、フルーレも涙を拭っていた。
バスティン「りあな。今、して欲しい事はあるか? 何でも言ってくれ。俺たちの中での優先順位は、りあなが1番だからな。。」
バスティンは、目に涙をためてりあなの頭を優しく撫でていた。
フェネス「本当に目覚めてくれて良かったよ。。。りあなは俺達が兄は嫌かな?」
「んーん。。そんなことないよ。。でも、無いものねだりしていいのかな。。」
フェネス「いいんだよ。りあな、俺達執事みんなが愛してあげるよ。もちろん、((耳元で)エッチしたい時は、言ってくれればいつでもしてあげるからね。)」
「!? で、でも。。。フェネス達に恋人出来たら。。できないじゃん。。」
フェネス「恋人よりも、りあなの方が大切だからね。」
ハウレス「りあな、おかえり。妹のトリシアを失ってから何百年とたったが。。りあなに出会えて俺は幸せなんだ。だから、俺達の前から消える事は許さないぞ。いいな?」
「あ。。。うん。。」
ハウレス「甘え方が分からなければ、俺達が甘えられるようにしてやる。だから、どんなに小さい願いでも、わがままでも何でも言って欲しい。」
「でも。。。迷惑。。。」