第21章 過去夢
バスティン「現実世界の方で、過去にも、同じようなことにはなったことないのか?」
ゼウス「同じような事か。。。似たような現象はあったが。。ここまでのは、初めてで俺達も戸惑っている。」
フェネス「りあなの過去に何があったのか、聞いてもいいかな?」
ハデス「聞いてどうする。。聞いた所で、お前たち執事にりあなの孤独や心に抱いてる闇を全て受け止めるなんてことできないだろ!!」
ルカス「それは、どうでしょうか。私達は、りあなを受け止める覚悟は出来てますよ。」
アザゼル「金色の指輪の持ち主だからだよね? その指輪がなくても、りあなのこと受け止める覚悟ある? あるわけないよね?」
アモン「そんな事ないっすよ!! 俺にとってりあなは、妹みたいなもんっす。そりゃ、最初は金色の指輪の持ち主は、俺達にとって主様ですけど。。」
ゼウス「今は、りあなに対しての気持ちが違うと?」
アモン「もちろんっすよ!俺は、金色の指輪がなくてもりあなを受け入れる覚悟は出来てるっす!」
ハウレス「そうだな。俺もアモンと同じ気持ちだ。りあなの事は家族の1人だと認識している。」
フェネス「そうだね。ハウレスの言う通りだよ。俺達は、家族みたいな存在だからね。例え、その指輪がなくなっても、りあなを現実世界には返さないよ。」
ボスキ「フェネスよく言った! そうだな、まだまだ。りあなの事を知る機会は沢山あるんだ。俺にとっても、りあなは大切な妹だからな。どこにもやらねぇよ。」
アザゼル「へぇ~。その感情や気持ちが、上辺だけじゃない事を祈っとくよ僕は。」
そう一言いったアザゼルは、室内の影を操り、今りあなが魘されてる夢の中を見せるのだった。