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悪魔執事の主様は猫天使。

第21章 過去夢


そう声を上げた途端、りあなの周りをどす黒いモヤが包んでいた。

それを見たハウレスは、まずいと思い、部屋にあるベルを鳴らした。

ベルの音が聞こえたフェネス、ベリアン、ボスキ、フルーレ、アモン、ロノ、ルカス、バスティン、ムーちゃんがりあなの部屋に駆けつけ扉を開けて中に入ってきた。

ロノ「ハウレス!!何があった?」

ハウレス「りあなが魘されながら叫んだと思ったら、黒いモヤに包まれてしまって。。俺だけじゃどうにもできないからベルを鳴らしたんだ。」

ベッドに近づいてりあなの様子を見ようとしたベリアンは、見えない何かに遮られて近づけなかった。

ベリアン「おや。。何でしょう? 見えない何かが居るようですね。。これだと、りあな様を救いたくても、救えそうにありませんね。。。」

ボスキ「ベリアンさん、諦めるのか?」

ベリアン「諦めたくはありません。ただ、どう近づけばいいのか。。」

フルーレ「りあなの式神さん達でも、どうにもならないのかな?」

ロノ「そうだよ!!ハデスさん達なら、もしかしたら何とかなるんじゃねぇのか?」

ロノに名前を呼ばれたハデス達はその問いかけに返答をする。

ハデス「無理だな。。このどす黒いモヤは。。過去の闇に囚われてる証だからな。。。」

ロノ「嘘だろ。。。」

アザゼル「残念ながら、嘘じゃないんだよね。。。」

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