第19章 湖に転落
湖から上がった、ハウレスは、りあなが湖の水を飲んでる可能性が高かった事、息をしてなかった為、人工呼吸をする。
恥ずかしがってる場合じゃないと自分を、奮い立たせるハウレス。
ハウレス「りあな、息をしてくれ!!」
何度か、人工呼吸を行なうハウレスは、りあなから咳き込む声が聞こえて、ホッと胸を撫で下ろした。
「ゲホゲホッ。。うぅ。。。」
ハウレス「りあな、良かった。。苦しくないか?」
「ゲホゲホッ。。はうれすおにぃちゃ。。。ゲホゲホッ」
ハウレス「ゆっくり、ゆっくりでいいから。深呼吸してごらん。」
「すー。。。。はー。。。。。」
ハウレス「そう、上手だ。。もう1回、ゆっくり深呼吸してごらん。」
「すー。。。はー。。。。。」
ハウレス「落ち着いたか?」
「うん。。。ごめんなさい。。。ごめんなさい。。。」
ハウレスに[ごめんなさい]と謝りながらりあなは泣き始めてしまった。
ハウレスは、泣いてるりあなを抱き上げて「屋敷に帰ろう。」と伝えるが、りあなはハウレスに抱きついて[お家に、帰らない!]と言ってもっと声を上げて泣くのだった。
ハウレス「だが、屋敷に帰って風呂入らないと風邪ひくぞ?」
「やだ。。かえらないもん。やだ。。やぁだぁ。。(大泣き)」
ハウレスは、りあな同様びしょ濡れの状態で、その場に立っている為、ハウレス自身もこのままじゃ風邪を引いてしまうなと思い、りあなの背中をトントンと優しく撫でながら屋敷まで歩いていく。