第7章 逢瀬
いいことって何だろう。
そう思いながら私は駅弁されながらバスルームへと運ばれていった。
私の身体からペニスを引き抜くと、トオルは私をバスタブの縁に座らせた。
左手で私の肩を軽く掴むと、右手で私の花弁に指を思い切り入れてくる。
「あ、ん、う、ううん…」
私から、甘い声が出てしまった。
トオルはそんなことはお構いなしに、指を激しく上下させた。
私の身体に電流が走り、震えるのを感じた。
「あぁぁん、と、トオル…イヤぁ…」
私の身体は小刻みに震えていた。
「美都、もう少しだからジッとしてて…」
私は、それを言われると意味が分からなかった。
何を待てというのだろう。
そう、感じていたのだ。
その時だった。
私の身体から水とも尿とも取れない透明な液体が流れ出て来た。
「あぁぁぁん、だ、ダメぇぇええ…」
私は、身体を小刻みに震わせながら声を絞り出してそう言った。
尚も、トオルは透明な液体が流れ切るまで指を上下に動かしていた。
「もう、大丈夫かな?」
「な、何が大丈夫なの?」