第8章 終わりの始まり
「ンでなんで部屋から出ていったんだぁ?風呂だけじゃねぇだろ?」
『兄さんからの伝言伝えるために、広津さんに、、、、』
「はぁ!?手前ンな格好でかぁ!?」
『そんな訳ないでしょ、広津さんに伝言伝えてからお風呂に入って、戻ってきたの』
の言葉に中也は"そうか"と安心した声で答えた。
昔のであればやりかねないからだ。
"それより、、、、"ともじもじし乍ら中也に話しかけるに中也はどうしたのかと問えば、、、、
『服着たい、、、、』
そう、二人ともまだ裸なのだ。
時計に目をやると8時を指している、そろそろ拠点内も人が動き出す頃ということもあり、はソワソワしていたのだ。
そんなとは裏腹にこの男は、、、、
「まだいいだろ、、、?もう少し余韻に浸らせてくれ」
そう言い乍らを抱き締め甘える中也。
なかなか見ることのできない甘えん坊中也にも"もう、、、、"と溢しながらも抱き締め返す。
そんな甘い時間を過ごした二人であった、、、、。