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綺麗な薔薇には棘がある
第22章 花より団子
『んっ、、、、』
眠っているの髪を無意識に撫でる。
今回も少しばかり無理をさせてしまった。
自覚はしているが、愛しい女が乱れる姿を目にして仕舞えば歯止めが効かなくなってしまうのだ。
「悪りぃな、、、でも可愛すぎる手前が悪い」
花見は結局あまり出来なかったが、俺は美しく乱れるを堪能できたので正直満足だ。
花より団子、その言葉の意味がよく判った日でもあった。
「愛してる、」
そっと彼女の頬に接吻を落とし、俺も眠りについたのであった。
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