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綺麗な薔薇には棘がある

第7章 ダイヤはダイヤでしか、、、


「宜しくな、!」

『うん、宜しく、、、、』

差し伸べられる手を不思議そうに見つめるに、森と紅葉は優しく教えた。

森「ちゃん、こういう時はね」

紅葉「握手をするんじゃよ。」

二人から教えられ、は中也に手を伸ばし、掴もうとした時だ、、、、


太宰「ちょっと!僕のを気安く呼ばないでくれたまえ!」

「っるせぇ!!邪魔してんじゃねぇよ!!」

二人の間に割って入る太宰

太宰「僕の可愛いに馴れ馴れしくしないでくれたまえ!!」

「ンだとぉ!!」

再び云い争う二人に溜息をつく紅葉。


紅葉「本当にこの二人を同じ組織に入れてよかったのかえ?、、、首領殿?」

森「ダイヤはダイヤでしか磨けない、、、、か」

紅葉「ん?」

森「夏目先生、私と福沢殿におっしゃったあの言葉、、、今こそ確かめさせてもらいますよ」



この頃の俺はへの気持ちにはまだ気付いていなかった。

でも、今だから判る。

俺はこの頃から彼女の、、、のことが好きだったのだ。

彼女への想いに気付き、自身の女にするのに7年もかかるとは、、、、、


それほど彼女にぞっこんであることに自分でも驚いたものだ。



ってな訳でこれが俺ととの出逢いである。


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