第4章 殺戮の天使
ところが決着は突然訪れたのであった。
??「うぁーーーん!ママーー!!何処なのーー」
突然子供の泣き声がした。
その場にいた全員が声がする方向へと顔を向けた。
なんと、と芥川の側で子供が泣いていたのだった。
次の瞬間、の操る棘がその子供へ向かって攻撃を仕掛けた。
「ッ!!!止めろー!!!」
俺の言葉にの動きが一瞬止まった瞬間だった、、、。
芥川「羅生門!!!彼岸桜(ひがんざくら)」
『ッう、、、、」
「はっ、、っ!!!」
見事に芥川の彼岸桜(ひがんざくら)がの身体に命中し、彼女の身体を貫いたのであった。
その瞬間、街中が光に包まれた。
Qの詛いにかかっていた者は次々と倒れて行った。
そして、、、が操っていた棘も姿を消した。
力なく倒れるをギリギリのところで抱き止めた。
「っ!しっかりしろ!!」
俺の腕の中にいるはぐったりとし、呼吸も浅かった。
絶対に死なせねぇ!!
俺はそのままを抱え、拠点へと急いだ。