第4章 殺戮の天使
「交通網を死守しろ!このままだとウチが商売する場所まで灰になっちまう、死ぬ気で守れ!!」
Qの詛いがヨコハマの街を襲った。
街は地獄と化していた。
「糞っ、、、キリがねぇ、、、。」
樋口「な、なに、、、アレは、、、」
樋口の言葉が耳に入ってきた途端、悍ましい気配を感じた。
この気配の正体を俺は知っている、、、、。
危険だと知らせる警報が脳内で鳴り響いた。
このままではポートマフィアが全滅しちまう、、。
それを感じ取ったのは俺以外に、、、、
広津「ッ!まさか、、、、」
銀「ッ!!」
広津と銀のみだった、、、、。
「糞っ、、、樋口、一旦引け!!全員今すぐ引け!!!」
樋口「えっ?、、、はっ!!」
「危ねぇ!!!」
次の瞬間樋口達に向かって、何かが襲いかかった。
樋口「ッ、、、、。せ、先輩!?」
「芥川!!」
芥川の異能力でギリギリ樋口をガードすることができた。
樋口「先輩、、、。えっ?彼女は、、、あの探偵社の、、、」
そう、樋口を襲った人物、それは、、、。
「ッ、、、、」
いつもの透き通った茶色の瞳は真っ赤に光り、瞳から赤い涙を流しただった。