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綺麗な薔薇には棘がある

第3章 好きなモノ


突然の声に驚き、動きが止まると中也。

彼らに声をかけた人物は、、、、

『えっ?兄さん、、、?』

「て、手前!なんで此処に!?」

太宰「が心配で、早く依頼を終わらせてきたのだよ!、逢いたかったよぉー!!」

そう云いながらに抱き付く太宰。

『に、兄さん。苦しい、、、よ。』

「チッ!から離れろ!このシスコン野郎!!」

太宰「中也こそ、私のにベタベタと触れないでくれたまえ!」

「ンだと!ごらぁ!!」

『ふ、2人とも落ち着いて!!』

の言葉も虚しく、喧嘩を始める太宰と中也。

こうなってしまっては放って置くのが1番、、、。


は2人を残し、その場を去った。

勿論、2人の携帯には連絡を入れて、、、。


太宰と中也ががいない事に気付くのは15分後であった。



は帰り際、今日の思い出に浸っていた。

久しぶりの中也とのデェト。

結局は太宰に邪魔されたものの、楽しむことはできたそうだ。

『浴衣、、、買わなくちゃ、、、』

そして新たな中也との約束に胸を躍らせるのであった、、、、。


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