第22章 花より団子
花見の席では皆、酒を呑んでいることもあり大盛り上がりであった、、、、ただ1人を除いては、、、
「あーー!なんで花見の場所が探偵社(コイツら)の隣なんだよぉ!!こんな場所取ったのは手前かぁ!?オラ!!」
立原「す、すいません!!気付きませんでした、、」
場所取り係であった立原は中也に胸ぐらを掴まれ迫られる。
立原「横から太宰さん、太宰さんって聞こえてた気はしたんですが、、、」
「モロじゃねぇか!!」
『まぁまぁ中也、落ち着いて?立原くんだって態とじゃないんだし、、、ね?』
立原「うっ、、、さん、、、女神すぎます!!」
「チッ、、、手前がそーいうんなら、、、」
に宥められて、渡されたビールを口にする中也
「はぁあ!手前とだけなら最高の花見だが、腹黒陰険男のせいで酒が不味くなるぜ」
太宰「ぜーんぶ聞こえてるんだよねぇ。大して呑めないクセに」
「ンだと!?花見になんで手前が来てんだよぉ!!」
太宰「私が何処に居ようと関係ないだろう?」
『また始まった、、、、』
恒例の中也と太宰の喧嘩が勃発し、はそろーっと姿を消すのであった。
一時はどうなることやらだったが、樋口の起点と中也をベロベロに酔わせた太宰のおかげで無事楽しく過ごせたそうだ。