第19章 甘い物はほどほどに
ギシギシとベッドが激しく軋む音と、荒い息遣いが部屋に響き渡る。
『あっ、、んっ、、、あっ、、、ンん!』
「っく、、またイったかぁ?」
『やっ、、云わなっ、、、ぁあん!』
何度イッたのだろうか、、、
視界を塞がれているせいかいつもよりも身体が敏感になっている。
達したばかりなのに中也は容赦なく私を突き上げる。
お腹の奥がきゅーっと締まるのが判る。
もう身体は限界に近い、、、、
それなら最後は中也の顔を見たい、抱きしめたい、、
そう思った時だ。
突然目を覆われていたタオルと腕の拘束が外された。
「やっぱ一緒にイくなら手前と顔見ねぇとな」
あまり余裕のない顔で微笑む中也が瞳に映った。
堪らなくなった私は中也に抱きついた。
「愛してる、、」
『あっ、、ン私も、、、愛してる、ぁっ、んぁっ』
先ほどとは比べ物にならないスピードで奥を突き上げられ同時に達し、薄い膜越しに中也の熱が吐き出されたのが伝わった。