• テキストサイズ

綺麗な薔薇には棘がある

第19章 甘い物はほどほどに


ギシギシとベッドが激しく軋む音と、荒い息遣いが部屋に響き渡る。


『あっ、、んっ、、、あっ、、、ンん!』

「っく、、またイったかぁ?」

『やっ、、云わなっ、、、ぁあん!』

何度イッたのだろうか、、、
視界を塞がれているせいかいつもよりも身体が敏感になっている。

達したばかりなのに中也は容赦なく私を突き上げる。

お腹の奥がきゅーっと締まるのが判る。

もう身体は限界に近い、、、、

それなら最後は中也の顔を見たい、抱きしめたい、、

そう思った時だ。

突然目を覆われていたタオルと腕の拘束が外された。

「やっぱ一緒にイくなら手前と顔見ねぇとな」

あまり余裕のない顔で微笑む中也が瞳に映った。

堪らなくなった私は中也に抱きついた。

「愛してる、、」

『あっ、、ン私も、、、愛してる、ぁっ、んぁっ』

先ほどとは比べ物にならないスピードで奥を突き上げられ同時に達し、薄い膜越しに中也の熱が吐き出されたのが伝わった。



/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp