第19章 甘い物はほどほどに
『んっ、、ンぁ、、これやっ、、ぁあンッ』
「堪んねぇな、、、口開けろ」
目の前のはタオルで目を覆われ、腕を拘束されている。
身体の至る所に口付けをすりゃあ判りやすく身体をビクつかせ、甘い声を漏らす。
こんな乱れたを見れるのは俺だけだ。
ふとベッドサイドに目をやれば、がくれた猪口齢糖が目に入った。
口角が自然と上がる。
一粒の猪口齢糖を掴み取り、に口を開けろと云えば恐る恐る口を開ける。
の口の中に猪口齢糖を放り込み、口内に甘さが広がる前に彼女の唇に齧り付き、一緒に猪口齢糖を味わう。
の手作りであり、彼女から食わせてもらうのも最高だが、こうやって身体を重ね合わせながら味わうのは別格に美味い。
『んぅ//、、ふっ、、、んっ、、あっン』
「、、、そろそろいいか?」
耳元で囁きながら、しっとりと濡れているソコに指を這わせれば身体は捩りながらは何度も頷く。
それだけでも十分可愛いが、今日は云わせたいのだ。
悔しいが太宰の云う通り、一番に猪口齢糖を貰えなかったことに腹が立った。
は悪くない。
ただの俺の嫉妬。
だからこそ今日はが俺を求め、善がる姿を目に焼き付けたいのだ。
ッ、、、中也、、、と答えない俺に不安がったのか俺を呼ぶ。
俺は答える代わりにの唇を舌でなぞり、の1番感じる箇所を指で弾く。
『ッぁあん!!、、んぁ、、中也、、欲しいのっ、、、ちょうだいっ、、、』
悲鳴に近い声を上げる、そろそろ限界が近いことは判っている。
「イくなら俺のでイけよ?」
が答える前に俺は彼女ナカに自身のモノを沈めた。