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綺麗な薔薇には棘がある

第15章 悪夢の始まり


「?佐々木、、、?はっ、!!」

なんとなくが気になり戻ってきた。

目の前には佐々木と頭を押さえ苦しそうなの姿が目に映った。

慌てての元へ走った。

「!大丈夫か?」

『触らないでっ!!!』

「、、、?」

『貴方はポートマフィアなんでしょ?私たちは敵同士。もう私に関わらないで!!』

俺の手を振り払い、ブレスレットを投げつけては探偵社へと逃げ込んだ。

「ッ、、、」

俺はを追いかけなかった。
否、追いかけられなかったのだ。

これ以上に拒絶されるのが怖かった。

は今光の世界の人間だ。

アイツ、、、織田作之助が望んだ人生を歩めている。

が幸せなら、、、

俺はそれでいい。


佐々木「中也さん、、、、」

「ッ帰るぞ、、、、」

佐々木「えっ?」

「彼奴の云う通りだ。俺たちは敵同士。こんなとこにいるべきじゃねぇ。」

佐々木「はい。」


俺は決意した。

と二度と逢わないと、、、、



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