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綺麗な薔薇には棘がある

第15章 悪夢の始まり


コンコン

??「失礼します!」

「おお、佐々木。どうかしたのか?」

佐々木は最近俺の部隊に入った女マフィアだ。
頭もよく、強い。
特に銃の扱いがピカイチだ。

任務もこなし書類整理や、報告書作成などもこなしてくれるのでかなり助かっている。

佐々木「神田らしき人物が見つかりました。」

「ッ!何処だ!!」

佐々木「それが、、、、」

「ッ莫迦な、、、」


神田は既に死んでいた。


すぐに太宰に連絡したが、の記憶は戻っていない。

つまり手がかりが失くなったのだ。


「糞っ!!!」

佐々木「中也さん、、、、」

「少し出てくる」

佐々木「また彼女に逢いに行くんですか!?遺体の状態から見て神田が死んだのは数日前、つまり彼女が記憶を失った日です。ポートマフィアの情報は恐らく漏れてない筈です。彼女は裏切り者ですよ!もういいのでは?」

「ッ俺がよくねぇんだよ、離せ」

俺の腕を掴んでいる佐々木の手を振り払い、部屋を後にした。



佐々木「ッ、、、どうしてそこまでして、、、、」



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