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綺麗な薔薇には棘がある

第15章 悪夢の始まり


与謝野「待ちなっ!」

「ン?なんか用か?」

に別れを告げ、部屋を出た時だった。
急に女医がのいる部屋から飛び出してきたのだ。

与謝野「アンタの顔を見た時のは、凄く嬉しそうで安心した顔をしてた。」

「ッ!、、、を頼む」

与謝野「ああ、妾たちも全力での記憶を取り戻す。だからあまり落ち込むんじゃないよ」

女医の言葉に胸が熱くなった。

「ンなの当たり前だ!犯人は必ず俺が見つけ出す。」





樋口「中也さん!さんが記憶喪失って本当ですか?」

「ああ、残念だが事実だ。」

樋口「そんな、、、、」

「そういや芥川は?」

樋口「首領からさんのこと聞かされて突然姿を消してしまいまして、、、、」

「成る程な、、、」

手元にある資料に視線を移す。

神田さとる
此奴がを突き飛ばした野郎だ。

元は此奴の妻から浮気調査の依頼でたちは尾行をしていたらしいのだ。

を突き飛ばした後はそのまま逃亡している。
今は探偵社員が行方を探しているところらしいのだ。

恐らく奴がの記憶を奪った犯人だろうと太宰は云っていた。

の記憶を奪った理由は恐らくポートマフィアや探偵社の情報を盗むためだろう。

は幹部ではなかったものの、準幹部に近い位置にいた。
それなりにポートマフィア内の情報を持っている。

そして今は探偵社だ。
武装探偵社も普通では引き受けない依頼を受けるのだ。

太宰は異能無効化で異能力が効かないからを狙ったのだろう。

ポートマフィアの情報も漏れる可能性がある為、首領からの命で俺らも神田を捜索することになったのだ。



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