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綺麗な薔薇には棘がある

第14章 一年の最後と始まり


「帰ってきてよかったのか?」

『うん、もう十分回ったし。慣れない着物で疲れちゃったから。』

いちご飴を買い、ある程度辺りを回り終えたタイミングでが帰りたいと云ったのだ。

そんなこんなで今は俺の家。

は着物から部屋着に着替え、結っていた髪を解いている最中だ。

そんな彼女を後ろからぎゅっと抱き締め、頸に口付ける。

『んっ、、、中也、、、くすぐったい』

「態とやってんだよ、感じてんのか?」

ちゅっ、、、ちゅっ、、、
態と音を立てて頸や、肩に口付けを落とす。

『んっ、、違っ、、、んぁ!』

彼女のショートパンツの隙間から手を忍び込ませ、そっと下着の上から秘部をなぞる。

しっとりと濡れているソコに俺の口角は自然と上がった。

「こんだけ濡れてんのにかぁ?」

『ッ///んっ、、あっ、やっ、、、、中也、、、?』

赤く染まるの耳に齧り付き、耳元で囁き、何度もソコをなぞればはビクっと身体を震わせた。

そのタイミングで俺は手の動きを止めた。

動きが止まったことには振り返り、潤んだ瞳で俺を見つめた。

本当は今すぐ抱き潰したい、だが今日はもう少し可愛いを見たいのだ。

「嫌なんだろ?」

『ッ、、、嫌じゃない。』


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