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綺麗な薔薇には棘がある

第14章 一年の最後と始まり


太宰「だって、私がこの部屋を出れば君はを襲うだろ?兄として可愛い妹を守る義務だ!」

「なにが義務だ!ったく、、、」

『ほんと二人は仲善いね』

太宰、中也「仲善くない!!」

『ふふ、息ぴったり』

そんなこんなで俺はの部屋でと何故か糞太宰と三人で年越しをすることになった。


『そろそろだね。』

「そうだな、今年は色々あったな。」

『うん、そうだね。』

「手前と再会できて、付き合うことになって」

『うん』

「すげぇ善い一年だったぜ」

『私も、、、凄く善い一年だった。』

「来年も宜しく頼むな」

『うん、此方こそ宜しくね』

自然と二人の距離は近付いた。

あと数センチで唇が重なる、、、、

その時だ。

太宰「ゴホンっ!ほら二人距離近いよ、しっし!」

「チッ、、、糞太宰め、、、」

太宰「はぁ、、、がまさか君なんかと付き合うとはね、、、。今でも鳥肌モノだよ。」

「ンだと?嫉妬か、お兄ちゃん?」

太宰「うぇー、中也にお兄ちゃんって云われるとこんなに気分を害されるなんて。やっぱり私は君が大嫌いだ。」

「同意見だ」

『ふふっ』

云い合いをする二人を見つめ乍らは微笑むのであった。


----来年も中也と、、、兄さんや探偵社皆んなと楽しく過ごせますように、、、、。



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