第14章 一年の最後と始まり
-----バタンッ
『中也!?』
「は、、、俺のだぁ、、、」
突然中也がひっくり返ったのだ。
犯人は勿論、、、、
『兄さん、どれだけ中也に呑ませたの?』
太宰「ふふっ、ビール瓶一本だけだよぉ?」
にやりとする太宰にはため息をつく。
たまに一緒に呑むこともあるがほんとに嗜む程度だ。
そんなこともあり忘れていたのだ。
中也がお酒に弱いことを、、、、。
大の字になり、いびきをかいて眠っている中也にそっとコートを着せる。
太宰「、中也なんか放っておいて今日はぱーっと呑んじゃおう!」
与謝野「太宰の云う通りだ、ほら付き合っておくれ!」
広津「さん、ここは私が。」
『広津さん、、、でも。』
広津「せっかくの忘年会ですから。それに中也殿もそのうち起きるでしょう。」
『ありがとう、広津さん』
広津の言葉に甘えさせてもらいは忘年会を楽しんだそうだ。