第13章 聖夜の夜に、、、
『綺麗だね』
「そーだな、やっと一緒に見れたな。」
『うん。やっとだね、、、ふふっ』
「ンだよ」
『トナカイさんの中也を思い出しちゃった』
「なっ!!ンなこと思い出さなくていいんだよ!」
中也と街にある大きなツリーを見に来た。
五年前の約束を覚えてくれていたのが嬉しかった。
それと同時にトナカイ姿の中也も思い出してついつい笑ってしまったのだ。
『ねぇ、、来年もまた見にきたいな』
「ああ、、、」
中也に名前を呼ばれてツリーから中也へと視線を移すと、、、
『んっ、、、』
「誓いの接吻ってやつだ」
『中也///ここ外だから、、、』
「いいじゃねぇか、手前は俺のモンだってアピールしてんだよ」
『そんなことしなくたって私は中也のモノだよ』
「なっ///、、、、悪いが予定変更だ。」
『えっ?』
「今すぐ手前を抱きてぇ、、、」
『でも、、、中也仕事は?まだ終わってないんじゃないの?』
「書類片付けるくれぇだ、明日やる。」
『で、でも、、、』
「嫌か、、、、?」
中也の綺麗なブルーの瞳が私を映す。
彼の熱い視線に弱い私。
答えなんて決まってる。
『ッ、、、嫌じゃない』