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綺麗な薔薇には棘がある

第3章 好きなモノ


「ッ///よぉ、、、!」

『おはよう。』

目の前に現れたの姿に中也は釘付けになった。

それもその筈、あの頃着てた真っ黒のワンピースと真逆の真っ白のワンピースを身に纏い、髪を少し巻き、薄くだが化粧を施したは非常に魅力的だった。

あまりの美しさに言葉を失った中也。

そんな中也に不安になったは恐る恐る彼の名前を呼ぶ。

『中也、、、、?」

「はっ!悪りぃ、すげぇ似合ってる。やっぱり手前は白が似合うな!」

『ありがとう、、、///』

歯を出して、ニカッと笑う中也にはドキッとした。

迷ったけど、白のワンピースにして善かった、、、。
そう安心する。

昔、中也に白のワンピースを贈呈品してもらった事があった。
その服はもう着れないが今も大事に置いているのだ。



「よしっ、行くか!」

中也の言葉を合図に、2人は街へ向かって歩き出したのであった。





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