第11章 約束
こうして長い戦いに終止符は打たれたのであった。
ヨコハマの街は平和を取り戻したものの、闘った痕跡は残されていた。
ここからは政府の仕事だ。
安吾達はなんと五日間も徹夜をし続けたそうだ。
今回の事件は"DEAD APPLE"と名付けられた。
安吾はあの日から決意をしていた。
必ずヨコハマを守ると、、、、
亡き友、、、織田作之助が亡くなったあの日から、、、
それが唯一彼にできる弔いだからだ。
安吾は手元の資料に目を写した。
太宰
その資料には驚くべき事実が記載されていた。
安吾はそっとその資料をシュレッダーにかけた。
安吾「これで借りは返しましたよ、太宰くん」