第11章 約束
「んっ、、、、、、」
『中也、、、ッ!』
目覚めるとに膝枕をしてもらっていた。
目の前には俺の顔を覗き込む、俺はすぐさま身体を起こし彼女の身体を抱き締めた。
も少し驚きはしつつも、中也の背中に手を回したのであった。
「心配かけさせて悪かった。手前を守りたかったんだ。」
『中也、、、無事で善かった。でも次からはもうこんなことしないで、、、』
「ああ、もう二度とこんなことしねぇよ。」
『約束だよ?』
「ああ、約束だ」
抱き締めていた手を緩めれば、潤んだ瞳のと目が合った。
『中也、、、おかえりなさい』
「ただいま、、、」
俺は彼女の頬にそっと触れたのを合図に俺たちは唇を重ねた。
何度も、何度も、、、、
互いを確かめ合うかのように。