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綺麗な薔薇には棘がある
第10章 六年前の悪夢
何かを察したのかも一緒に行くと云い出した。
流石にを一緒にはいかせる訳にはいかねぇ。
危険だからだ。
俺が教授眼鏡の依頼を受けたのはを守る為だからだ。
「心配すんなって、俺だぞ?」
『駄目!、、、約束、、、したでしょ、、、、?」
の言葉に驚いた。
まさかあの約束を覚えてくれていたなんて、、、、
六年前のあの約束を。
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