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綺麗な薔薇には棘がある

第9章 旅にはハプニングがつきもの


「なんでこーなっちまったんだ、、、」

『私は別にいいよ?みんなでご飯食べるのも楽しいし』

肩をがっくしと落とす中也にはまぁまぁと慰める。

何故なら、、、、

樋口「先輩っ!塩、七味、一味、マヨネーズ他にも沢山調味料待ってきましたよ!!」

芥川「五月蝿いぞ、樋口。ッ!さん、、、」

立原「中也さん、の姐さん!呑みましょ!!」

銀「(パクパク)」

個室で予約していた筈が、Wブッキングで取れてなかったのだ。
は個室じゃなくても構わないとのことで、俺たちは宴会場へ向かった。

そこには再び見覚えのある顔ぶれがいたのだった。

立原に手を引かれ、と中也は席に座らされた。

旅館のスタッフも俺たちが知り合いだと察したようで、わざわざ一緒のテーブルで用意してくれたのだ。

ありがた迷惑とはこういう事だ、、、、、。

立原「ほら、中也さん!せっかくだし音頭とってくださいよ!」

「えーっ、んまぁ組合との、、、、」

ビールを渡され、仕方なく音頭を取ろうとするも、、、、

ガヤガヤ)

----誰一人訊いてねぇじゃねぇか!!

も樋口に話しかけられ、全然訊いてねぇし!

「手前ら人の話を訊けや!!取り敢えず、乾杯」

全員「かんぱ〜い!!」



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