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綺麗な薔薇には棘がある

第2章 武装探偵社


太宰「たしか、は今日は街に買い出しの日だったかなぁ。」

「ッ!!」

そうとなれば、彼女を探しに行かなくては、、、

「用を済ませてさっさと消えろ、タコ」

太宰「それはどーも。でも一つ訂正、今の私は美女との心中が夢なので、君に蹴り殺されても毛ほども嬉しくない。悪いけど」

「あっそ。じゃあ今度自殺希望の美人探しといてやるよ」

太宰「ちゅーうや!君、実は善い人だったのかい?」

「早く死ねって意味だよ、莫迦野郎!云っておくがなぁ、太宰。これで終わりと思うなよ、二度目はねぇぞ」

太宰「違う、ちがーう!なんか忘れてなーい?」

「なっ、、、、」

またしても先ほどの太宰の言葉が過った。

"内股歩きのお嬢様口調でね、、、"

最悪だっ、、、。

太宰「なーんかぁ、わーすーれてなーいかなぁー?」

糞ったれ!!

「っくッ、、、二度目はなくってよぉー!、、、なくって、、、よ、、、」

太宰「ッぷ、、、、」

「笑うとこだろーー!!」


地下牢には中也の叫び声が響いたそうだ。

その声を部下の数人は聞いており、皆恐れ慄きその場をさっさそうだ。

そんなこととはつゆ知らず、中也はそそくさと地下牢から立ち去り、首領への報告などもほったらかしにして街へ飛び出たそうだ。


愛しの彼女を、、

を探しに、、、、







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