第9章 旅にはハプニングがつきもの
ガタン
『んんっ、、、//』
「っは、、、、」
部屋へ戻って来てすぐに玄関である事はお構い無しに俺はを玄関ドアに縫い付け唇を噛み付くように塞いだ。
正直なところ旅館に着いてからすぐにを抱きたかった。
あの日からずーっとお預け状態だったのだから、、、、
然し、純粋にとの時間を過ごしたいのも事実、だから抑えていたのだ。
ところが、風呂から上がるとは芥川と親しげに話していた。
おまけに呼び名まで変わっているではないか、、、、
焦りと、可愛い浴衣姿のを俺よりも先に芥川に見られたのが悔しくて、2人の会話に割って入ったのだ。
芥川が去る姿を眺めているに嫉妬した俺は堪らず彼女を抱き締めた、相変わらずの鈍感さにデコピンをお見舞いしてやれば"痛い"と額をさする。
そんなが可愛くて、つい笑ってしまうと少し拗ねる。
こんなにコロコロと表情が変わるようになるとは、、、、
再びの全身に目をやると、紺色を基調としたシンプルな浴衣を身に纏っており、白い肌によく似合っていた。
おまけにいつも下ろしている髪もアップにされており、美しい頸が見えていた。
口付けをしようと距離を縮めたところで樋口が現れたのだ。
咄嗟にの手を引き、隠れた。
を見せたくなかったから。
男でも女でも関係ねぇ、、、、
この可愛いは俺だけのモノ。
そんな欲が出てしまったのだ。
目の前にいるは頬を赤らめ、少し困った表情をしていた。
その表情が俺を煽った、、、、
彼女の足の間に右足を入れ込み、彼女の秘部を刺激してやれば甘い声を溢す。
必死に声を抑え、快感から逃れようとするに俺の理性はぶっ壊れかけ乍らも必死に耐えた。
の口から云わせたかったのだ、、、、、
"俺が欲しいと、、、、"