第1章 素直になれなくて(舞&光秀&家康)R18 有
光秀の腕の中では震えながら息をしていた
「、良かったのか?」
「光秀さん…我儘を言ってごめんなさい」
「平和な暮らしを捨ててまで、ここにいたいのか?」
「はい。」
「しょうがない娘だな。意地悪してやろうと思ったがそんな気になれん」
光秀に顎を持ち上げられ優しく口づけをされた。
「ここまで馬で来たのか?上達したな。」
「はい、でも500年後に帰るつもりで、馬を離してしまったので足がありません」
「困った娘だな。今日は送ってやれないから、ひとまず一緒に泊まれ。」
「えぇ!一緒の部屋にですか?待って心の準備が」
クックと光秀は笑った。
「俺の事が好きなんだろ?」
「そうですが、そういう事は、お互いが好き同士じゃないと」
「お前はもう分かっているんだろう。そんなに言って欲しいのか?」
光秀の性格と、行動や表情を思い出し、光秀も自分を想ってくれているのではないかと内心分かったいた。
「分かりません。光秀さんの事はさっぱり」
「好きだ」
全身が熱くなり、またゆでだこの様に赤くなっているのを感じた。
「嘘…。信じられない」
「言って欲しかったんだろう…?」
「光秀さんは、揶揄ったり本当の事は言わないから、なんか…」
頬を赤らめたまま両手で抑えるの腕を両手で掴み
「どうやったら信じて貰えるんだ?」
と言って、真直ぐに目を向けた。
「ひゃーごめんなさい。近い。信じてます。」
「今夜は特別に可愛がってやる。信じるまで寝れないと思え。」