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【おそ松さん】六つ子達が危険すぎる【R15】

第2章 お世話になります




「い…痛く、ない…?」

「ウ、ウン…大丈夫…」

「そ…っか…」

「………」

カラ松くんと十四松くんが、黙々と石鹸を片手に私の体を隅々まで洗ってくれている。

うーん、どういう状況なんだ?これは。

絶対に断られると思ってたのに…。
まさか本当に二人が洗ってくれるとは…。

「…股間は自分で洗えよ」

「こっ、股間って言うなよ十四松…!」

「じゃあなんて言えばいいんだよ!!ちん、」

「あああああ!!!!」

「うっさ!!」

「あ、あはは…」

二人が私の髪の毛を洗ってくれている時は、なんだか美容室みたいで心地よかったけど、やっぱり体はやばいなぁ。

みんな裸だから、なんか悪いことしてる気分になっちゃうし、二人の中に例の松野くんがいたら、もっと大変だ。

二人とも、私の体を触りながら、なにか悪いことを企んでたりしないよね、大丈夫だよね…!?

「…ふっ、ちょっ…十四松くんくすぐったいよ」

「はぁ!?俺じゃねぇよ!!」

「待って、十四松くっ」

「俺じゃねぇって!!」

「二人とも落ち着いて…!」

背中とか腕は大丈夫なんだけど、さすがに腹部とか太ももは笑いそうになっちゃうな…。

でも、二人は親切心で手伝ってくれてるんだから、ここはちゃんと我慢しなきゃ。

冷静に、冷静に…!!



「ーーー何やってんだ…?アイツら…」

遠くでわちゃわちゃしている三人のことを、ボーッと見つめている4人の中の1人が、人知れず静かにそう呟いた。

いつの間に仲良くなったんだよ…。
気持ちわりぃ…。

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